レオパレスの本音
ガイアの夜明け(2017/12/26)で放映され、問題になっていた話。
10年一括借り上げで家賃保証をしていたにも関わらず、レオパレスから家賃の引き下げ・解約を申し出されるという。
それも会社一丸となって、顧客を追い込んでいたメールがレオパレスの社長の目の前に提出され話題に。
リーマンショック時に、レオパレスの業績が悪化して、その時から始まったらしい。
もちろん営業マンによっては真摯に対応している方もおられたと思うし、逆に、採算が悪化するのが分かっていて、売れるうちに売っておこうと考えた営業マンもたくさんいただろう。
だが、金融危機の際のレオパレスの本音としてはこうだ。
じゃあ、うちがつぶれてもいいんですか?
と。
不動産経営よりも起業しよう!
だいたい契約書の約款には、相手の都合の良いように書かれているに決まっている、と思っておこう。
嫌なら判を押さないことだ。どんな契約書にも。
首都圏に大震災が起きたら、本当に地震保険なんて支払う余裕のある会社が存在するだろうか?
きっとそれどころではないはずだ。
いろいろな理由をつけて、支払える範囲内で支払うしかない。
約束と違うと言われても、無いものは払えない。
最初から支払える総額が決まっているからだ。
年金だって、保険だって、状況が変化すれば、約束なんて変わる。
有名な話だが、固定金利の住宅ローンでも、約款には必ず、
「金融情勢の変化その他相当の事由が発生した場合、適用金利が見直される場合があります」
などと書いてある。
韓国で起きた金融危機程度なら、破産するのは変動金利の人だけで済んだ。
もし、それ以上の規模の金融危機が起こり、長期金利が異常に跳ね上がってしまったら、どうにもできない金融機関が出てくる。
いつの間にか銀行の名前も変わっていて、固定金利を選んで安心していたつもりでも、当たり前のように高額な請求書が来る可能性もあるということだ。
借金とはそういうものだ。
ましてや、老後の安心や、相続税対策のために2億も借金するなんて、どう考えても一度頭を冷やさなければならない案件だ。
不動産経営のためのローン金利が安くなっているから、多くの人が物件を探しているが、5年後の予測を立てるのも難しい世の中で、30年ローンはハイリスクだ。
駐車場だって、自動運転技術が進めば、不便な場所に車を駐めてもいいわけだから、どれだけ需要が変化するのか分からない。
一方、先が読めない時代というのは、起業家にとっては最大のチャンスなのだ。
アイデア次第で、10年もあれば何事も成し遂げることができる。
何も、旧態依然とした大家さんになるなんてつまらないことをせずに、新しい事業を考えよう!
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