主婦こそ起業しよう【読んだ本の感想】AI vs. 教科書が読めない子どもたち

2018.11.22  働き方, 本・映画・音楽の感想

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

ベストセラーとなっている『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ。

子どもたちの学力低下と、AIによって大量に仕事が奪われる問題についての考察だ。
ただ、AIが「人間」の能力を超える「シンギュラリティ」は来ない、と、実際にAIを開発していた筆者は言う。

でも、この時の「人間」とは早慶・国公立大卒程度の「できる人」を想定している。

筆者が嘆き、心配しているのは、人口の大部分を占めるMARCH(明治、青学、立教、中央、法政)や、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)以下の人達のことだ。
AIはすでにMARCHレベルに達しているのに対し、子どもたちの読解力は落ち続けている。
つまりMARCH以下の一般的なサラリーマンの仕事は間違いなく、消える。
すでにAIでも代替は可能だからだ。

もちろん人間の能力は偏差値では計ることはできない。
中卒でも首相になる人はいるし、東大卒でも仕事のできない人はいる。
けど事務作業を中心とした仕事は、やはり誰もが予想する通りなくなっていくのだろう。

それを悲観的な話だとは僕は思わない。
むしろ今までサラリーマンがもらっていた給料の高さのほうが不思議でならないからだ。
何かを生み出すわけでもなく、毎日同じような仕事を続けるだけで年収200万ももらえるなら充分すぎる額だ。
社会保険の負担や各種経費を捻出する事業者の立場を経験すれば、これまでいかに恵まれた生活であったのかを改めて自覚することになるだろう。

すべての仕事を「サラリーマン」とひとくくりにすることはできないけど、現在の多くの仕事は給料に見合う価値がない。
ほとんどの人は、人生をつぎ込んだ過去の開発チームや、傑出した創業者の功績に、ぶらさがって生活しているのだ。
しかし、会社が外資になり、資本家がAIを活用するようになると、ぶらさがることは許されなくなる。

そして失業する。

そんなにおかしな話ではない。
今までの歪みが補正されるだけのことだ。

それに較べて、たとえば子育てはどうだろう?
人類にとって、はるかに重要な仕事だ。
特に「今の出生率のまま1000年が経つと子どもの人数が1人になる」と言われている今の日本にとっては、子どもを産み、育てることは何よりも最優先で取り組まなければならない仕事だ。
それなのにまともな対価や敬意が払われていない現状こそ、大きな歪みが生じている。
これもいつかは補正されるだろう。

将来、おそらくサラリーマンの月給は10万程度まで落ちていくことになるが、もし、年金制度が廃止され、少子化対策として児童手当を大幅に拡充し、子どもの数に応じてそれなりの金額が支給されるようになれば、あっという間にサラリーマンの月給を超える額を子育てで得ることが可能になる。
共働きか、子育てをすることで最低限の生計が成り立つ計算だ。
非現実的な話ではない。子どもを4人育てることが、月額20万の収入に相当したとしても、異論を唱える人は少ないだろう。

一方、AIは子どもを産むことも、子育てもできない。

いまのサラリーマンの仕事と、子育てと、どちらがより重要な仕事なのか?
それはAIの推進によっていずれ明らかになる、という自信をもった視点を女性の筆者は提供する。
そして唐突に、女性こそ起業をすべきなのだ、と最後に筆者は助言している。

子育てに関連する保育士や幼稚園の先生はAIでは代替できない。
女性がより活躍しやすくなる時代の到来だ。
計算や体力仕事という男性的な仕事はAIやロボットに代替されやすいのに対し、こまやかな気配りや物腰のやわらかさ、対人コミュニケーション能力、という面では女性のほうが優れているからだ。

男性である僕もまた、全くの同感だと思っている。
そんな社会を不幸だとは思わないし、むしろ歪みが是正されてあらゆる面で社会が前進していくように思える。
けど誰もが「組織で仲良く過ごす」能力ではなく、「サービスを提供し対価を得る」という稼ぐ能力を身につけなければならない。

AI開発者が未来の社会を予測した時、「起業」がまっとうなアドバイスとして提示されたことを真摯に受け取るべきだと思う。
スモールビジネスを構築できれば、サラリーマンよりもむしろ安定した人生を送れるからだ。

もし主婦として子育てが一段落し、これからパートに出ようと考える女性がいるのなら、小さな商売を始めることをおすすめしたい。

月に1万円稼ぐことができたなら、100万円稼ぐことはそんなに難しい話ではない。
月に100万円稼ぐ能力があれば、大抵のことは実現できる人間になれるはずだ。
まずは月に1万円稼ぐことを目標に、新しい行動を始めてはどうだろうか?


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